煩雑な業務から解放!
経理業務を効率化できる
連結会計システム3

親会社と子会社など、グループ関係の複数企業の決算処理を効率化できる連結会計システム(連結決算システム)。効率化のためには、自社に適したシステムを見極めて導入することが欠かせません。
このサイトでは会社の特徴別におすすめの連結会計システムを紹介します。

会社の特徴から選ぶ
連結会計システム
(連結決算システム)3選

属人化しているExcelでの
連結決算を自動化したい企業向け

連結DXパッケージ
(インプレス)

インプレス公式HP
画像引用元:インプレス公式HP
https://www.imprex.co.jp/product_dx_package

連結DXパッケージが
おすすめな理由

  • 既存Excelのフォーマットや関数をそのまま使用可能。システムに不慣れな現場でも操作しやすい。
  • 1社につき1名の専任担当者が導入から運用までサポート。導入期間は平均3~6ヶ月、最短1ヶ月で移行が可能。
業種が異なるグループ全体の
財務状況を把握したい企業向け

DIVASystem LCA
(ディーバ)

ディーバ公式HP
画像引用元:ディーバ公式HP
https://www.diva.co.jp/products_services/lca/

DIVASystem LCAが
おすすめな理由

  • 各種個別会計システムやSAP®と連携でき、インポート可能なファイルが豊富。各事業部独自の管理方法のまま情報を簡単に一元化できる
  • 1,200社に導入されており、累計33,000社のグループ企業を管理している実績※1をもつ
グローバル展開で
海外に子会社を持つ企業向け

mcframe GA
(ビジネスエンジニアリング)

mcframe公式HP
画像引用元:mcframe公式HP
https://www.mcframe.com/product/ga

mcframe GAが
おすすめな理由

  • 33の国と地域への導入実績※2があり、複数の通貨でも連結会計できる
  • グループ会社や導入パートナーの現地サポートがあるので、世界中で安心して利用できる
※1参照元:DIVA公式サイト(https://www.diva.co.jp/products_services/lca/)2024年9月9日時点
※2参照元:mcframe公式サイト(https://www.mcframe.com/product/ga)2024年7月25日時点

詳しく紹介
おすすめの連結会計システム(連結決算システム)

属人化しているExcelでの
連結決算を自動化したい
企業向け

連結DXパッケージ
(インプレス)

インプレス公式HP
画像引用元:インプレス公式HP
https://www.imprex.co.jp/product_dx_package
「連結DXパッケージ」が
おすすめな理由

連結決算&予実管理業務を95%短縮した実績。既存のExcelフォーマットや関数をそのまま使用可能なため、システムに不慣れな現場であってもスムーズな運用が可能。制度連結にも対応しているので、1システムの導入で幅広い業務の効率化も実現します。
また、初めてでも安心して導入できるよう、1社につき1名の専任担当が導入から運用までを一貫サポートしています。

連結DXパッケージの
使い方3ステップ

インプレスの連結DXパッケージの導入の流れ

連結DXパッケージの使用時の流れは上記の通りです。

まず、グループ会社ごとのデータを収集。クラウド上で連結の予算実績のためにデータの変換と加工をおこないます。一元管理されたデータはボタン操作1つで資料作成が可能。連結財務諸表監査のための資料、経営会議や社長会議用の資料、グラフ分析資料の作成ができます。

連結DXパッケージの
サポート体制

インプレスのサポートは専任担当者による一気通貫型。担当会社のことを熟知しているため、追加機能の相談もスムーズにできます。
また初回連結決算作成サポートにも対応しているため、導入後に実際の作成手順の確認までできて安心です。

連結DXパッケージの
導入事例

Excelからの移行で連結決算手続き
が大幅に効率化

Excelによる手作業を2名体制で行っていたものの、子会社増加等により作業が年々煩雑化。

Excelによる連結決算手続きの属人化、内部統制(J-SOX)への対応<等に向け、新たな連結会計システムの導入を検討しました。

各社製品を比較した結果、最終的には連結DXパッケージの導入を決定。

他社がオプションとしている機能が、連結DXパッケージにはAll In Oneで搭載されていたことが導入の決め手となりました。

導入後、それまでExcelによる手作業で行っていた連結仕訳が自動化。

以前に比べて仕訳・データ入力の工数が大幅に削減されたため、よりチェック作業に力を入れられる体制が構築されました。

また、Excel時代はメンテナンス作業も煩雑だったところ、システム導入後はマスタ設定するだけで簡単に行えるようになりました。

業種:製造業
会社名:アネスト岩田株式会社

情報提供元::インプレス公式HP(https://www.imprex.co.jp/case-study/case_study-13)

連結DXパッケージの実績

ユーザー継続率 95%
導入実績数 20年以上運用実績
導入グループ数 導入グループ社数は1,000社以上

20年以上の運用実績を持つ連結会計システム「iCAS」をベースにした連結会計のオールインワンパッケージ。リリース以来、上場企業を中心として1,000社以上の導入実績があります。導入した各社においては、予算・実績データの効率的な収集、制度連結や管理連結の一元化、連結決算業務の迅速化、属人化の排除など、数字が関連するあらゆる業務の改善に貢献しています。

参照:株式会社インプレス公式HP(2025年2月18日時点)

連結DXパッケージの
会社概要

会社名 株式会社インプレス
本社所在地 東京都中央区日本橋人形町2-26-5 
NX人形町ビル5F
電話番号 03-6914-8511
公式サイトURL https://www.imprex.co.jp/

問い合わせフォームから
今すぐ無料カタログDL

業種が異なるグループ全体の
財務状況を把握したい
企業向け

DIVASystem LCA
(ディーバ)

ディーバ公式HP
画像引用元:ディーバ公式HP
https://www.diva.co.jp/products_services/lca/
「DIVASystem LCA」が
おすすめな理由

各種個別会計システムやSAP®と連携でき、インポート可能なファイルが豊富なため、各事業部の独自の管理方法を維持しながら情報の一元化が可能。取りまとめる事業部やグループ会社が多くても、システム導入の影響を最小限に抑えることができます。
また33,000社以上のグループ企業での導入実績があるので、安心して導入することができます。

※参照元:DIVA公式サイト(https://www.diva.co.jp/products_services/lca/)2024年9月9日時点

DIVASystem LCAの
使い方3ステップ

ディーバのDIVASystem LCAの導入の流れ

DIVASystem LCAの使用時の流れは上記の通りです。

まず、グループ会社で使用している各種個別会計システムやSAP®のデータ連携をおこないます。収集されたデータはシステム内にて一元化。分析や共有のために、各種レポート抽出が可能です。

DIVASystem LCAの
サポート体制

2022年10月のグループ再編に伴い、導入後のサポートや保守は株式会社アバントが担当。公認会計士や連結管理会計専門のコンサルタントが付いており、会計理論面の相談もできます。
また「プレミアムサポート」では定期ミーティングや緊急時対応まで含み、伴走型で導入後のサポートをしています。

参照元:DIVA公式サイト(https://www.avantcorp.com/product/lca/

DIVASystem LCAの
導入事例

複数の業績管理体系への対応
と高度化を実現

部門別業績、地域別業績に基づく業績管理に加え、その両方を組み合わせた新たな業績管理体系をベースに財務諸表を作成することにより、部門と地域双方が投資先の業績データをタイムリーに参照し、事業会社の経営管理やバリューアップに活用できるように。
同時に、個社の財務状況やビジネスの実態を把握しやすくなったことでガバナンス強化にも繋がりました。

業界:総合商社
会社名:住友商事

引用元:DIVA公式サイト(https://www.diva.co.jp/casestudies/sumitomocorp)2024年8月6日時点

DIVASystem LCAの実績

導入実績 1,200社
東証上場企業の年次決算売上高合計 401兆円
管理するグループ会社数 33,000社超

これまで1,200社以上が導入した実績豊富な連結会計システム。導入企業が管理するグループ会社を合計すれば、実に33,000社超を数えます。富士キメラ総研の調査では、2011年度から2023年度までの13年間、連結会計ソフト市場でシェア1位を獲得。業務プロセスの標準テンプレート化やタスク管理などのほか、クラウド経由による監査法人との連携機能にも注目です。

参照:株式会社ディーバ公式HP(2025年2月18日時点)

DIVASystem LCAの
会社概要

会社名 株式会社ディーバ
本社所在地 東京都新宿区西新宿6-5-1
新宿アイランドタワー42F・43F(受付43F)
電話番号 03-5909-5177
公式サイトURL https://www.diva.co.jp/

問い合わせフォームから
今すぐ無料カタログDL

グローバル展開で海外に
子会社を持つ
企業向け

mcframe GA
(ビジネスエンジニアリング)

mcframe公式HP
画像引用元:mcframe公式HP
https://www.mcframe.com/product/ga
「mcframe GA」がおすすめな理由

33の国と地域での導入実績があり複数の通貨での連結会計が可能。現地の税制要件にも対応しています。
またグループ会社や導入パートナーの現地サポートが各国にあるため世界中で安心して利用でき、グローバル企業の生産性向上を促進しています。

※参照元:mcframe公式サイト(https://www.mcframe.com/product/ga)2024年7月25日時点

mcframe GAの
使い方3ステップ

ビジネスエンジニアリングのmcframe GAの導入の流れ

mcframe GAの使用時の流れは上記の通りです。

まず、各国のグループ会社から財務データ、購買データ、販売データ、在庫データなどを収集。収集したデータはシステム内で現地基準への変換が可能。日本基準に統一させ、管理会計や制度会計処理に反映させます。日本本社は各拠点情報をリアルタイムに確認ができます。

mcframe GAの
サポート体制

ビジネスエンジニアリングでは導入後のサポートとしてトレーニングを実施。e-ラーニングにも対応しているのでいつでも受講が可能です。
さらに独自でMCCP(mcframe Certified Professional)資格制度を設け認定試験を実施しており、現場の理解度をチェックすることもできるので、従業員それぞれのペースに合わせたサポートが充実しています。

mcframe GAの導入事例

日本からの遠隔管理が可能に

村田機械のタイ拠点では、ERPを十分使いこなせておらず、用意した仕訳データをもとに外部の会計コンサルティング会社に財務諸表を発行してもらっている状態でした。
mcframe GAの導入後は、仕訳の転記代行が不要に。日本からも遠隔で財務諸表を確認・管理できるようになりました。

業界:機械メーカー
会社名:村田機械

※参照元:mcframe公式サイト(https://www.mcframe.com/case/muratec)2024年8月6日時点

mcframe GAの実績

導入した国・地域 33(国・地域)
導入企業数 1,500社超
本社業種別導入比率 製造業:非製造業 = 60%:40%

海外進出企業向けの会計システムで、2025年現在、世界33の国と地域で1,500社超がmcframe GAを導入しています。センコーグループホールディングス株式会社はグローバル22拠点を同システムで統一し、連結決算の迅速化を実現。株式会社パトライトは、海外拠点のERPを同システムで統一し、各拠点の販売情報のリアルタイム比較を通じて経営判断の迅速化を実現させています。

参照:ビジネスエンジニアリング株式会社公式HP(2025年2月18日時点)

mcframe GAの会社概要

会社名 ビジネスエンジニアリング株式会社
(B-EN-G)
本社所在地 東京都千代田区大手町1-8-1
KDDI大手町ビル
電話番号 03-6811-1411
公式サイトURL https://www.mcframe.com/

問い合わせフォームから
今すぐ無料カタログDL

改めて確認
連結会計システム
(連結決算システム)でできること

連結会計システム(連結決算システム)でできること

連結会計システムでできる主なことは、以下の通りです。

子会社からデータを収集

親会社、連結子会社、持分法会社の会計情報や内部取引データを収集。
システムによっては、子会社で使用しているソフトをインストールしなくてはならなかったり、注記情報の読み込みができなかったりするので注意が必要です。

各社から集めたデータの
合算と調整仕訳

各社から集めた個別の決算データは単純合算された後、連結決算特有の調整を行う必要があります。
調整は、個別会計システムにおける勘定科目の違いの集約や整理、内部取引の処理(投資と資本の相殺消去、取引先の相殺消去など)があります。

連結財務諸表を出力

各社から個別の決算を集計し、その合算されたデータに連結決算の調整・修正仕訳を反映させたものが、連結財務諸表となります。
連結会計システムでは、調整・修正後の連結財務諸表を出力でき、また、過去のデータも合わせて一元管理することができます。

連結会計システム
(連結決算システム)の
基本機能

連結会計システム(連結決算システム)が有する基本機能について紹介します。自社にとっての必須機能をあらためて確認してみましょう。

連結データの収集 各グループ子会社から、連結財務諸表作成に必要なデータ(会計や固定資産管理など)や注記作成に必要な定性的なデータ等を収集。
データ入力 グループ会社のシステムからデータを収集する方法や、Webブラウザから直接データを入力するなど、データ入力方法はさまざま。
連結仕訳 前期繰越処理や、投資と資本の相殺消去仕訳、連結消去仕訳などを自動作成。
連結決算 B/S、P/L、CF計算書、変動決算書などの連結財務諸表を作成。
各種帳票の出力 開示用のデータや報告書データ、監査用帳票など、さまざまなタイプの帳票を出力。
分析レポート セグメント別・国別など、さまざまな軸からのデータを分析。
内部統制対応 アクセスログの記録管理やアクセス権の制御など、内部統制強化に役立ちます。

連結会計システム
(連結決算システム)一覧

サイト編集チームでは2024年6月5日Googleにて「連結会計システム」と検索して表示された結果をすべて調査。
ここでは、その中で公式サイトが確認できた18社、19システムを紹介しています。(代理店や販売店なども含む)

既存Excelのフォーマットや関数をそのまま使用できる連結決算システムです。
優れたデータ収集機能に強みがあり、個別の会計システムを使用する各子会社のデータをWebブラウザ経由で収集・一元管理することが可能です。

累計1,200社以上の導入実績があり、33,000社以上※1のグループ企業の管理を行っている連結会計システムです。
外部の調査機関から「国内シェアNo.1」と評価される※2など、高い知名度を誇っています。

※1参照元:DIVA公式サイト(https://www.diva.co.jp/products_services/lca/)2024年9月9日時点
※2参照元:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2012~2023年版」2023年7月7日刊行 2011~2022年度実績

高速な自動処理機能と柔軟なデータ読込機能を搭載し、迅速に高精度な連結財務諸表を作成できるシステムです。
IFRS完全対応。これまでに導入したクライアント企業の声を反映し、「使いやすさ」「わかりやすさ」を追求しています。

国内外の子会社からのデータ収集、連結修正仕訳と連結財務諸表の作成など、さまざまな機能を搭載し、企業ニーズに幅広く対応する連結会計システムです。
導入・運用時にはTKCの専任担当者によるサポートが受けられます。

海外拠点を展開する企業のために開発された会計ソフトです。
33の国と地域で導入されるなど実績豊富。多言語・他通貨・多基準に対応しているほか、充実の管理機能で日本本社からの遠隔管理を実現しています。

※参照元:mcframe GA公式サイト(https://www.mcframe.com/product/ga)2024年7月25日時点

株式会社オービックが提供している、会計機能メインの統合業務ソフトウェアです。
業務・部門や業種別のソリューションが用意されているだけでなく、株式会社オービックが企画・開発・構築、運用までを一貫してサポートしている点が特徴です。

導入実績豊富なバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」の連結会計システムです。
直感的に操作できる分かりやすいUI・デザインが特徴。教育コストをかけなくても、はじめての方でも簡単にスタートすることが可能です。

一般的なクラウドサービスとは異なり、顧客ごとに独立したシングルテナント構成で提供しているシステムです。
クラウド型でありながら、オンプレミス型のように柔軟にカスタマイズすることができます。

株式会社富士通システムソリューションズが提供する連結会計システムです。
子会社の数や運用規模などに合わせて、データ収集・連結決算処理・管理用資料作成という3つの機能を組み合わせることが可能です。

データ収集から連結処理、レポーティングまでを一連の決算業務と考え、柔軟で拡張性の高いマスタ構造・システム設計を追求したシステムです。
会社コードや科目コードが一元管理されており、業務変更にも柔軟に対応することができます。

Excelと既存会計システムの間の「ちょうどいい」を追求したクラウド連結会計ソフトです。
Excelからシステムの移行について、コスト・機能・初期設定がハードルとなり実現できていないお悩みを解決できます。

企業グループの連結財務諸表作成を正確かつ効率的に行えるツールです。
データ収集から連結調整、レポーティング、コンプライアンス対応まで、幅広い機能を搭載。確固たるデータを基に、経営陣が迅速に戦略的意思を決定できるようサポートしています。

複数の帳簿で管理していた情報を一元的に管理し、作業時間の短縮化とパフォーマンスの向上を実現したシステムです。
モジュール間でバラバラだった分析の粒度や項目、データ更新タイミングも統合されるので、複数モジュールの横断的な分析が簡単に行えます。

スーパーストリーム株式会社が提供する経営基盤ソリューションです。
「経理部・人事部ファースト」の思想のもと、バックオフィス業務の負担を軽減する多数の機能を搭載。グローバルに必要な機能も装備しているのが特徴です。

単体決算だけでなく、連結決算までも管理できる会計システムです。
日本の商習慣に合わせて設計されており、業種業界特有の要件にも対応が可能。定額の保守の範囲内で、バージョンアップや新機能を永続的に提供してくれるので安心です。

株式会社ディーバと株式会社NTTデータが共同開発した連結会計ソリューションです。
グループ会社の会計情報を一元的に収集、管理することで、連結決算の早期化を実現できるようサポートしています。

日本独自の商習慣・制度にきめ細やかに対応した、純国産の財務会計パッケージです。
充実の標準機能で、ノンカスタマイズでの導入が可能。IFRS適用に対応するため、日本基準の元帳、IFRS基準元帳を並行して運用できる管理機能を搭載しています。

会計システムに関する総合サービスを手がける、株式会社ICSパートナーズが提供する連結決算連携システムです。
会計データベースからダイレクトに連携が可能。精度の高いデータをもとに、決算早期化を実現することができます。

企業の財務計画立案、予算編成や予算管理などを一元的に管理できる経営管理ソリューションです。
クラウド、オンプレミス、サードパーティ・データセンターなどで提供されており、組み合わせて導入することも可能です。

連結会計システム
(連結決算システム)とは?
基礎知識を紹介

自社に適した連結会計システムを導入するためには、導入前にシステムのタイプや費用についておさえておくことが重要です。ここでは連結会計システムを導入する前に知っておきたい、基礎知識についてまとめました。

クラウド型の連結会計システムは、導入コストを抑えられることなどから昨今主流となっているタイプ。導入メリットとともに、おすすめの12システムを紹介しています。

※2024年6月5日Googleにて「連結会計システム」と検索して表示された結果をすべて調査。その中で公式サイトが確認できた18社、19システムのうち、クラウドに対応している連結会計システムを掲載しています。(サイト編集チーム調べ・代理店や販売店なども含む)

連結会計システムにはさまざまなタイプがあり、タイプによってイニシャルコストとランニングコストの内容が異なってきます。予算費用を設定するためのポイントを紹介しています。

連結会計システムとは、企業における連結会計業務を効率的に進めるためのシステムです。このシステムの導入により、連結会計に関する業務をスムーズに行えるようになるとともに、データの精度向上と内部統制強化、経営判断の迅速化につながるなどのメリットがありますが、導入時には自社に合ったものを選定することが大切です。

連結決算システムは、企業における連結決算業務を支援するシステムです。対して連結会計システムは、連結決算を含む幅広い会計業務を支援することを目的としています。こちらの記事では、それぞれのシステムの違いに加えて、システムを導入する際の注意点などもまとめていますので、導入検討時に参考にしてください。

連結会計に関する基礎知識
を詳しく紹介

連結会計に関する重要なテーマについて理解を深めるために、以下の各トピックを詳しく解説しています。自社の連結会計業務を効率化し、財務の透明性を高めるための参考にしてください。

連結会計における利益剰余金とは、グループ全体の利益を蓄積し、各子会社の利益を統合したものを指します。利益剰余金を適切に管理・活用することで、グループ全体の財務健全性を維持し、将来的な投資や事業拡大のための資金を確保することが可能です。

連結会計における配当金の処理とは、親会社および子会社間での配当金の受け渡しや調整を適切に行うプロセスを指します。適切な配当金の処理により、グループ全体のキャッシュフローの管理が向上し、税務上の最適化が図られます。

連結会計におけるその他有価証券評価差額金とは、グループ企業が保有する有価証券の時価評価に基づく評価差額を指します。この評価差額金を適切に処理することで、グループ全体の財務状況を正確に反映させることが可能です。

連結会計基準とは、親会社と子会社を含むグループ全体の財務状況を一体的に把握・報告するための会計基準を指します。この基準に基づく連結財務諸表の作成により、グループ全体の経営状況や財務健全性を正確に反映させることが可能となります。

連結会計で重要な「内部取引消去」を解説。グループ内取引を消去せず合算すると財政状態や経営成績が歪むため、「債権債務」「取引高」「未実現利益」の3パターンで消去が必要です。

企業買収時に発生する「のれん」は、買収先の純資産時価を上回る支払額で、ブランド力や超過収益力等の無形価値を指します。日本の会計基準では20年以内で償却が必要。「のれん」は将来の成長期待を示す一方、過大評価による減損リスクもあり、企業分析で注視すべき重要な指標です。

連結会計の開始仕訳は、グループ全体の財政状態と経営成績を正確に把握するために行う最初の処理です。個別財務諸表の単純合算では、グループ内取引等の重複計上により実態を反映できないため、投資と資本の相殺消去等が必要です。

持分法は、投資会社が被投資会社の純資産や損益の持ち分比率に応じた金額を財務諸表に反映する会計処理です。これにより、投資会社の利益に被投資会社の業績が部分的に反映され、実態に近い財務情報を提供します。

会社の特徴から選ぶ
連結会計システム3選