SAP S/4HANA Financeは、SAPが提供するERPソリューションです。ここでは、SAP S/4HANA Financeの特徴や導入事例をご紹介します。導入を検討している企業の方は、参考にしてください。

SAP HANAは、ERPソリューションの世界的リーディングカンパニーであるSAPが提供するインメモリデータ処理プラットフォームです。全てのデータをメモリー上に保有し、非常に速くデータを処理できる点が特徴です。
そしてSAP S/4HANAは、SAP HANAをベースにしたSAP ERPソリューションです。SAP HANAの高速処理を採用することで、膨大なデータを瞬時に処理することが可能です。分析やレポーティングをすべて同じ基盤で行える点もポイント。従来のSAP ERPソリューションのように個別に構築したDWH(Data Warehouse)を行き来する必要がなく、経営意思決定に欠かせない判断材料をスピーディに行うことが可能です。
財務会計、管理会計、キャッシュマネジメント、リスク管理、財務計画などさまざまな機能が搭載されており、膨大な財務データを一元的に管理することができます。
グループ会社や子会社のデータもリアルタイムに参照することが可能。計画データや実績データの統合や必要な調整も迅速に行い、決算業務の迅速化をサポートしてくれます。導入形態は、オンプレミス・クラウド・ハイブリッドから自由に選択することが可能。Microsoft Azureなどにも対応しているため、企業ニーズに合わせてより戦略的な企業情報システムを実現することができます。
SAP S/4HANA Financeの強みの一つが、グローバル対応です。そもそもSAPはドイツを拠点とするソフトウェア会社で、ERP(Enterprise Resource Planning)では世界的なシェアを誇っています。提供するシステムにも世界各国の財務規制や税制に準拠した機能が搭載されており、海外にグループ会社がある日本企業が利用することで、グローバルにシステムを統一することが可能です。
多くの導入実績がある点もポイントです。多くの事例や培ったノウハウを活かし、パーソナライズされたサービスを提供しています。システムの柔軟性に優れており、企業の成長や変化に応じて容易に拡張が可能。企業ニーズに合ったシステムで、SAP ソリューションの価値を迅速かつ継続的に得ることができるでしょう。
SAP S/4HANA Financeでは、基本の「SAP Enterprise Support」をはじめ、「SAP Preferred Success」や「SAP Cloud Application Services」、グローバルエキスパートチームが事業の成功をサポートする「SAP ActiveAttention」などさまざまなサポートメニューを用意しています。
日本ではSAPジャパンがサービスを提供しており、東京・大阪・名古屋・広島などに拠点を展開しています。詳しいサポート内容などについて気になる方は、ぜひ問い合わせてみてください。
国内の子会社や海外のグループ会社などでそれぞれ作成されているデータにアクセスし、SAP S/4HANA ソリューションと統合する機能です。連結レポートからトランザクションデータへのドリルダウンも可能です。

ユーザーエクスペリエンスに配慮した設計で、使いやすさと直感的な操作性を実現。会計業務の処理をするために多数の画面を行き来する必要がなく、スムーズに業務を完了させることが可能です。
センサー製品のグローバルメーカーである Sensirion 社では、財務プロセスをローカルレベルからグローバルレベルに引き上げたいと考え、SAP S/4HANAを導入。11 の法人のグローバルビジネスの財務状況をリアルタイムで把握できる環境を整えました。
SAP S/4HANA Financeの導入会社数について、公式サイトに詳しい記載はありませんでした。しかし世界中の多くの企業が活用して、財務プロセスをより効果的に管理しながらビジネスを変革しているようです。気になる方は問い合わせてみてください。
SAP S/4HANA Financeは、SAP S/4HANAや財務の外部ソースからのデータを統合する機能を持っています。外部システムからのデータロードを自動化する機能や、マニュアルでのデータ収集プロセスを管理する機能が備わっており、これらを用いてエクセルやCSVのデータをインポートすることが可能です。
SAP S/4HANA以外のソースからのデータも統合できるデータ収集機能を備えています。標準データ収集タスクのテンプレートも用意されており、プロジェクトの迅速な開始を支援します。
SAP S/4HANA Financeには、グループレポートにおける外部システムからのデータロードを自動化する機能が搭載されています。これにより、CSVファイルやその他の外部データソースからの仕訳データや財務データを効率的にインポートし、一元管理することが可能です。
レポート機能やデータのエクスポート機能(エクセルやCSV形式でのファイル出力)に関する具体的な詳細は、公式サイトには明記がありませんが、連結レポートからトランザクションデータへのドリルダウン機能や、革新的なレポート機能により、詳細なデータ分析が可能となっています。
公式サイトの情報では、銀行データのインポートに特化した機能の明記はありませんが、、SAP S/4HANA Financeは「財務とSAP S/4HANA以外のソースからのデータを統合」する機能を備えています。
世界中で導入実績豊富なSAP。SAP S/4HANA Financeは、財務連結と決算のプロセスを合理化してくれるグループレポート向けのシステムです。
特に注目したいのは、その処理速度です。コア技術としてインメモリデータベースである「SAP HANA」を採用しており、データの読み書きが従来のSAPよりも格段に高速化。情報の取得から分析、レポーティングまで同一プラットフォーム上でタイムラグなく行えるため、多くの子会社やグループ会社を抱える大企業におすすめです。導入時には数多くの導入実績をもとに、クライアント企業のニーズや状況に合わせたサービスを提供してくれるので安心です。
連結会計システムは、システムの特徴や機能などを見比べて自社の特徴に合った製品を選ぶことが欠かせません。
このサイトでは、連結会計システムを探している担当者に向けて、会社の特徴別におすすめのシステムを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
| 会社名 | SAP ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-2-1 三井物産ビル11F・12F(受付:2F) |
| 電話番号 | 03-6737-3000(代表) |
| 公式サイトURL | https://www.sap.com/japan/index.html |
| システム名 | 特徴 | 導入形態 | 無料デモ |
|---|---|---|---|
| OPEN21 SIAS | 個別・連結決算を同時生成、内部取引を仕訳レベルで照合 | クラウド | ― |
| ASPAC | 複数法人を一元管理できる中小向け連結会計 | オンプレ | ― |
| Oracle NetSuite | ERP・CRM・Eコマース統合、多通貨/多言語対応 | クラウド | 〇(申込制デモ) |
| Plaza‑i | 会計・販売・在庫を統合、IFRS/多通貨対応 | クラウド | ― |
| Workday Adaptive Planning | 予算編成・シナリオ分析をリアルタイム共有 | クラウド | ― |
| CCH Tagetik | IFRS・ESGレポート対応の統合CPM | クラウド/オンプレ | ― |
| BizForecast FC | Excelライク入力とワークフロー連携 | クラウド/オンプレ | ― |
| iCAS | 高速連結処理とDB直結でデータ取り込み | オンプレ | ― |
| DIVASystem LCA | キャッシュフロー計算書を自動生成、IFRS対応 | オンプレ | ― |
| BTrex | 内部取引・残高照合を強化し差異分析 | オンプレ | ― |
| eCA‑DRIVER | SaaS型で内部取引の自動消込を実現 | クラウド | ― |
| mcframe GA | 製造業向けグローバル会計、原価計算と連携 | クラウド/オンプレ | ― |
| OBIC7 | 統合会計+販売など大規模ERP実績多数 | オンプレ | ― |
| マネーフォワード クラウド連結 | APIでデータ自動取込、UIが直感的 | クラウド | 〇(30日トライアル) |
| GLOVIA SUMMIT GC | 大規模製造業向け、IFRS/多国籍対応 | クラウド/オンプレ | ― |
| SUPER COMPACT Pathfinder | 軽量連結ツール、Excel感覚で操作 | オンプレ | ― |
| BizForecast(統合版) | 予算・見込・連結を一体管理 | クラウド/オンプレ | ― |
| 結/YUI | “ちょうどいい”低コストSaaS、API連携 | クラウド | ― |
| STRAVIS | 高速内部取引照合、J‑SOX対応 | クラウド/オンプレ | ― |
| SAP S/4HANA Finance | インメモリDBで高速処理、グローバル標準 | クラウド/オンプレ | 〇(SAP公式デモ) |
| SuperStream‑NX | 国内制度会計+内部統制をカバー | クラウド/オンプレ | ― |
| HUE AC | WebベースUIとノーコードワークフロー | クラウド | ― |
| IFRS‑G元帳 | IFRS仕訳を個別管理し帳票を自動化 | オンプレ | ― |
| Biz∫会計 | Web ERP基盤、公共・製造実績 | クラウド/オンプレ | ― |
| OPEN‑LINK | 会計ソフトと連結パッケージを橋渡し | オンプレ | ― |
| Oracle Hyperion | EPM/Planning Suiteで高度シナリオ分析 | クラウド/オンプレ | 〇(Oracle公式デモ) |
| iCAS(製品別ページ) | 高速連結処理とDB直結でデータ取り込み | オンプレ | ― |
連結会計システム(連結決算システム)は多機能なシステムを導入すればいいというわけではなく、自社に適したシステムを見極めて導入することが欠かせません。
本サイトでは、会社の特徴別におすすめの連結会計システムを紹介します。


