HUE ACは、1システム上で決算業務における一連の作業をシームレスに行える会計システムです。無償でバージョンアップができるため、安心して長く使い続けられる点が特徴。ここでは、HUE ACの特徴や機能、導入事例についてまとめました。
日々の記帳から連結決算まで、一連の業務をワンパッケージで行うことが可能です。
財務会計・連結決算のインプットからアウトプットまでを網羅的にカバー。支払・記帳から、決算振替や月次の連結決算業務まで、シームレスに一連の業務が行えます。ファイルなどを連携して行う必要はなく、1システム上で業務が完結することで、本質的な決算早期化を実現。連結決算時には、各子会社やグループ会社などの証票データまで細かく確認できるなど、円滑な決算業務をサポートします。早めに決算情報を開示すれば、経営陣が迅速に意思決定を行えたり、企業の透明性や信頼性が向上しステークホルダーの信頼を得やすくなったりなど、多くのメリットを得られるでしょう。
日本の商習慣に対応し、作り込みシステムを排除することが可能です。
日本企業の詳細な請求条件・支払条件や為替予約、源泉税など、業種業界特有の要件にも的確に対応できます。商習慣に従ったシステムは、取引先との請求書処理や支払いの自動化など日本のビジネスプロセスに合わせた機能が搭載されており、業務効率化に繋がります。また、正確な財務諸表を作成できるため、外部からの高い信頼性も得られるでしょう。法的なリスクを低減し、スムーズな監査業務を促します。
HUE ACは会計業務だけでなく、名寄せや統合、分割、金額変更などの調整業務まで、総合的にカバー。そのため、作りこみの支払システムを排除し、保守・運用にかかるコストダウンを図れるというメリットも生じます。業務効率化の実現やコスト削減など、さまざまな恩恵を受けられるシステムです。
無償でバージョンアップでき、法が改正されても安心して使い続けられるシステムである点も特徴と言えるでしょう。
法改正に対応できないシステムには、さまざまなリスクが生じます。税法や会計基準が変更されると、企業はその新しい規制に従わなければなりません。反した場合、法的なリスクや罰則が発生する可能性があります。正確な財務報告もできなくなってしまうでしょう。
電子帳簿保存法やインボイス制度の対応など法改正が続く財務会計領域において、バージョンアップできる点は、今後も使い続けていくうえで非常に重要なポイント。無償なので、別途費用を払う必要もありません。定期的にアップデートされるため、常に新しい状態での使用が可能です。
システムにおいて、さまざまなサポートが受けられます。
たとえば、要件整理サービス。システムの課題が明確になっていなくても、業務ヒアリングを行い、システム・非システムの課題を整理するサービスです。会計システムが業務環境に合っているかを確かめるには、パイロットコンサルティングサービスがおすすめです。システムを実際にフィッティングし、どれだけ適合しているかを検証できます。導入前に試してみるとよいでしょう。プレミアム保守サービスでは、顧客先に駐在しながらサポートを提供。発生する課題管理や問い合わせ対応に加え、利用範囲拡大の推進もサポートするサービスです。
紹介したほかにも、充実したサポートサービスが揃っています。
自社で開発した高精度のAI-OCRエンジンを搭載。請求書情報を解析して、入力を自動化できる機能です。この機能により、手入力の手間が省け、請求書処理にかける時間を大幅に短縮できます。また、入力ミスやデータの不整合を低減できる点も大きなメリット。機能を有効に活用することで、請求書の認識から支払いまでを速やかに行えるでしょう。
Excelの決算タスクスケジュールをシステム化し、各事務所の決算進捗のモニタリング、チェックを行える機能です。システム化によって、タスクの進捗状況や完了状況をリアルタイムでチェックすることが可能。遅延や課題を早期に発見し、すぐに対応できる点がメリットと言えます。迅速に対策を考えられるため、スケジュールを遅らせずにすむでしょう。
Excelのような入力画面で、直感的に操作しやすい点がポイント。入力項目の並び順やタブ順など、個別開発なく実現できます。優れた検索性と多様な集計分析機能を有しており、情報も見やすい。効率的な作業をサポートします。
業務改革を進めるうえで課題となったのが、システムの見直しでした。自社で構築されたシステムを使用していましたが、部分的な機能追加を繰り返してきた結果、システムが複雑になってしまい、業務改革のボトルネックとなっていました。課題を根本から解決するため、ERPの導入。
HUEを採用した理由は、多彩な標準機能を搭載し、今後の変化に柔軟に対応できるからです。食品製造業での稼働実績に加え、定型的・作業的業務を軽減できる。より付加価値の高い業務に人を充てられ、効率的な運用ができると評価されました。今後、デジタル化が進めば、国内グループ全体で年126万枚の紙削減や業務効率化に繋がると期待されています。
不動産・流通・ホテル業など、さまざまな事業を展開しており、グループの経営管理上、扱う情報の種類も多くなっています。さらなるグループ経営管理の効率性と情報内容の透明性向上などを目指し、財務会計システムHUEをグループの26社に導入しました。
HUEの採用により、グループ経理情報の収集・管理を行っているシェアードサービスセンターの機能性が飛躍的に向上。グループ経営管理のさらなる効率化を進められました。また、年間約30,000枚の伝票や領収書といった紙の資料の削減にも成功しています。
具体的な導入会社数は記載ありませんでしたが、導入事例によると、製造業や運輸業、商社など、幅広い企業に導入されています。中堅企業から大企業まで、さまざまな規模の会社に対応。グループ会社や子会社を有する会社の複雑な連結会計でも徹底サポートし、迅速な会計業務を叶えます。正確かつ効率的な業務を約束するシステムです。
支払い・記帳から決算振替、連結決算まで、グループ全体の決算を早期化する会計システムです。これら一連の業務をワンパッケージで行えるため、全体のプロセスが効率化し、決算の早期化を実現します。日本の商習慣に対応し、作りこみの支払いシステムも排除できるので、保守・運用コストの削減にも繋がるでしょう。
定期的なバージョンアップは無償で行われます。度重なる法改正にもしっかり準拠しており、今後も安心して使い続けられるシステム。常に新しい状態で作業できる点も大切なポイントと言えるでしょう。
HUE ACは、複雑な会計業務を効率化したい中堅・大手企業はもちろん、運用コストを抑えたい企業におすすめです。また、同システムを長く使い続けたい企業にも向いています。
連結会計システムは、システムの特徴や機能などを見比べて自社の特徴に合った製品を選ぶことが欠かせません。
このサイトでは、連結会計システムを探している担当者に向けて、会社の特徴別におすすめのシステムを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
会社名 | 株式会社ワークスアプリケーションズ |
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本社所在地 | 東京都千代田区麹町2-5-1 半蔵門 PREX South 2F |
電話番号 | 03-3512-1400(代) |
公式サイトURL | https://www.worksap.co.jp/ |
連結会計システム(連結決算システム)は多機能なシステムを導入すればいいというわけではなく、自社に適したシステムを見極めて導入することが欠かせません。
本サイトでは、会社の特徴別におすすめの連結会計システムを紹介します。