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STRAVIS

目次

豊富な標準機能が搭載されており、ノンカスタマイズで導入できる会計システムであるSTRAVIS。常に基準に合わせたバージョンを公開しているため、法令に遵守した信頼性の高い連結会計を行うことが可能です。ここでは、STRAVISの特徴や機能についてまとめました。

STRAVISトップページ
引用元:STRAVIS公式サイト
https://gms.dentsusoken.com/stravis/about/index.html

10秒でわかる!
STRAVISの特徴

STRAVISの特徴を
詳しく紹介

常に現行の会計基準に従った
制度連結決算環境を提供

常に現行の会計基準に合わせた制度連結決算環境を提供している点が特徴です。

STRAVISでは、年に1~2回程度のバージョンアップ版をリリースしています。その理由は、新しい制度や法律の対応と、機能向上のため。公認会計士の有資格者やSTRAVIS導入に精通するコンサルタントらによって議論を重ね、必要な要件を洗い出したうえで、バージョンアップを公開。たとえば、2005年に会社法が成立した際や2007年に金商法が改正された際など、それらに準拠したバージョンアップ版をリリース。常に基準に合わせたバージョンにすることで、法令に遵守した信頼性の高い連結会計を行うことが可能です。

また、大規模な法制度対応が求められる場合は、バージョンアップ版を公開するだけでなく、対応マニュアルの提供やセミナーの開催も実施。準備とスムーズな業務運用をサポートします。

高い検証効率・監査対応の効率化を
図れる

検証効率の高さと、監査対応の効率化が図れる点も特徴と言えるでしょう。

連結会計システムは連結の結果数値をシステムが自動作成するため、決算担当者の作業は検証・確認がおもな業務となります。 高度な検証機能と豊富な検証帳票により、データ追跡の可能性を向上。たとえば、連結修正値は仕分け種類別に展開、単純合算値は会社別に展開するなど、検証・確認作業の工数を大幅に削減し、効率的に進めることが可能です。決算発表の早期化を実現できるでしょう。

監査対応の効率化もサポート。監査人に対し、アクセス権限やドリルダウン画面の閲覧権限、帳票の出力などを与えることで、監査対応時間や対応資料作成工数を削減することが可能です。決算担当者と監査人、双方の業務を効率化する点がSTRAVISの利点です。

豊富な標準機能と高い業務適合率

豊富な標準機能と高い業務適合率も、STRAVISの特徴です。

これまで多数の企業の導入・サポートを行ってきたノウハウから打ち出された適切な方法が標準機能として搭載されているため、会社の規模や子会社の数に応じた豊富なノウハウと機能を即座に入手できます。

システムのノンカスタマイズ導入率は何と99%超。連結会計に必要な標準機能が十分に揃っているため、アドオンやカスタマイズを行う必要がありません。カスタマイズに時間を割くことなく効率的に導入することが可能なうえ、運用の属人化も防げます。カスタマイズ不要でさまざまな標準機能を有するSTRAVISは、データ収集から連結精算処理、レポート作成まで、連結会計業務の全プロセスにおいて強力にサポートします。

参照元:STRAVIS公式サイトhttps://gms.dentsusoken.com/stravis/about/renketsu.html )2024年9月9日時点

STRAVISのサポート体制

充実した標準保守サポートメニューが揃っています。

電通総研では、公認会計士・会計士補の資格を持つコンサルタントを含む高品質のサポート体制を構築し、企業の連結会計業務をバックアップ。通常の問い合わせ対応に加え、最新の会計基準に準拠できるよう、バージョンアップ版をタイムリーにリリースします。ほか、ユーザー同士の交流や教育プログラムを展開するなど、充実した標準の保守サポートメニューを揃えています。

問い合わせ対応を行う「STRAVISサポートデスク」では、TRAVIS導入経験を蓄積したコンサルタントが担当。連結決算業務とシステム双方に精通しており、問い合わせを受けてから30分以内の回答が80%超という、高いレスポンス率を実現しています。
手厚いサポート体制により、スムーズな運用が可能になるでしょう。

参照元:STRAVIS公式サイトhttps://gms.dentsusoken.com/stravis/support/menu.html)2024年9月9日時点

STRAVISの注目の機能

「変換、集約」「インポート機能」

他システムから出力されたデータを変換し、STRAVISに取り込む機能です。膨大なデータを手動で入力する時間と手間を省き、業務効率化を図れます。さらに、自動でデータを取り込めるため、手動による入力ミスを減らせる点もメリットでしょう。インポート機能を有効に活用することで、効率的かつ正確な連結会計を行えるようになります。

STRAVIS関数

STRAVISに保持しているデータを、リアルタイムでExcelに出力する機能。ExcelでSTRAVIS内のデータをリアルタイムに読み出し、Excelの各種機能を使ってレポートを作成できます。データ移行をスムーズに行えるうえ、Excelへのデータ入力の手間も軽減可能。また、使い慣れたExcelで作成できるため、スムーズな業務遂行が可能になるでしょう。大幅な業務効率化を実現できます。

STRAVISの操作画面

STRAVISの操作画面
画像引用元:STRAVIS公式サイト(https://gms.dentsusoken.com/stravis/about/solution.html)

まるでExcelを使っているような操作性を実現しました。直感的に操作できるため、STRAVISについての教育や研修を行う必要がありません。使い慣れている画面なので、スムーズに操作できるでしょう。使用へのハードルが低い点がメリットです。

STRAVISの導入事例

決算数値の集計や予算策定など
幅広く活用できている

連結会計システムを海外製のERPパッケージで構築し、必要性に応じてさまざまな機能を作りこんできましたが、アドオンが積み重なりシステムは肥大化。安定稼働のための保守運用に、多くの人手を割いていました。

STRAVISは、標準機能が豊富に搭載されていることに加え、連結会計に特化したシンプルなシステムであることが魅力でした。事業セグメントや会社、国などさまざまな角度からデータを抽出できる、経営層や投資家に情報を効率的に届けられるなど、多くのメリットが。連結ベースの決算数値の集計、実績と予算の対比など幅広く活用されています。

参照元:STRAVIS公式サイト(https://www.dentsusoken.com/case_report/case/2021mitsubishicorp.html)

豊富な機能によって決算作業が
効率的に

連結決算業務における内部統制対応の大部分をマニュアル作業としていた旧システムからSTRAVIS、STRAVIS-LINKへの移行により、内部統制対応環境を大幅に強化することができました。

従来の手法では、データ保管状況や作業ログは手書きリストでの管理となっていましたが、システムを導入した結果、データや作業ログの一元的かつ統合的な管理が可能なものに。内部統制監査に対し、強力な証跡を残せるようになりました。また、子会社からのデータの直接入力や自動仕訳機能など、多彩な標準機能により、決算作業の効率も大幅に改善されたそうです。

参照元:STRAVIS公式サイト(https://gms.dentsusoken.com/stravis/case/kyocera.html)

STRAVISの導入会社数

STRAVISを導入している会社は、 950社あります。(※2024年6月調査時点、公式サイトより)

具体的な業界については記載ありませんでしたが、導入事例によると商社や通信など、多数の大手企業に導入されているようです。複雑な連結会計業務を大幅に効率化し、作業負担の軽減が可能です。子会社やグループ企業を持つ大手企業は、導入を視野に入れてみてもよいでしょう。

STRAVISのまとめ

STRAVISは、常に現行の会計基準に合わせた制度連結決算環境を提供し、検証効率の高さ、監査対応の効率化が図れる会計システムです。

年に1~2回程度のバージョンアップ版をリリースしており、常に基準に準拠したバージョンで業務を遂行できるため、法に違反せず信頼性の高い連結会計を行えるでしょう。検証・確認作業を効率的に行えるので、決算発表の早期化も図れます。 豊富な標準機能が搭載されているシステムでもあり、カスタマイズ・アドオンなしですぐに導入可能。運用の属人化も解消できるでしょう。

子会社やグループ企業を多く持つ大手企業はもちろん、導入をスムーズに行って迅速に会計システムを構築したい企業に、おすすめのシステムです。

会社の特徴に合わせて
連結会計システムを選ぼう

連結会計システムは、システムの特徴や機能などを見比べて自社の特徴に合った製品を選ぶことが欠かせません

このサイトでは、連結会計システムを探している担当者に向けて、会社の特徴別におすすめのシステムを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

会社の特徴別
おすすめの連結会計システム
3選を見る

STRAVISの会社概要

会社名 株式会社電通総研
本社所在地 東京都港区港南2-17-1
電話番号 公式サイトに記載なし
公式サイトURL https://www.dentsusoken.com/
会社の特徴から選ぶ
連結会計システム
(連結決算システム)3選

連結会計システム(連結決算システム)は多機能なシステムを導入すればいいというわけではなく、自社に適したシステムを見極めて導入することが欠かせません。
本サイトでは、会社の特徴別におすすめの連結会計システムを紹介します。

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※1参照元:DIVA公式サイト(https://www.diva.co.jp/products_services/lca/)2024年9月9日時点
※2参照元:mcframe公式サイト(https://www.mcframe.com/product/ga)2024年7月25日時点
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