eCA-DRIVERは、TKCが提供する連結会計システムです。ここでは、eCA-DRIVERの特徴や導入事例をご紹介します。導入を検討している企業の方は、ぜひチェックしてみてください。
会計システムとのデータ連携、Web入力、データ収集ツール、ExcelRPなど、さまざまな方法で子会社から連結決算データを収集することが可能。特にWeb入力は日本語・英語・中国語に対応しており、国内子会社はもちろん、在外子会社からもWeb入力によって効率的にデータを収集することができます。
データ連携では、CSV、TXT、XML、Excelファイルの取り込みが可能です。整合性チェックもお任せ。収集したデータについて、誤入力や入力漏れ、関係会社間取引の照合などを行えるので、後でトラブルになったり、業務が滞ったりする心配はありません。
使いやすい画面設計や帳票もポイント。監査法人で連結決算の監査経験を持つ公認会計士がシステム設計に携わっており、監査に必要な画面や帳票を網羅しています。
収集されたデータから連結修正仕訳や連結CF仕訳を自動で生成。単純合算から連結精算表や連結キャッシュ・フロー計算書、セグメント情報の作成まで、ボタンひとつで一括処理することが可能です。
作業工数を大幅に削減するだけでなく、転記する手間や、転記の際に発生するミスも大幅に削減できる点がポイント。 一括処理後に突合差額が発生した場合も、ドリルダウンで連結修正仕訳や連結元帳を確認して、差額の原因を特定できるので安心です。
検証画面では、前期データや予算データとの増減分析が行えるので、連結決算業務をより正確に行うことができるでしょう。
「連結精算表、会社別連結精算表」や「勘定科目別明細確認表(仕訳種類別、会社別)」をはじめ、「連結精算表推移表」「連結修正前、修正後個別財務諸表合計表」「比較BS科目別明細確認表」「連結CF精算表」など、多種多様な帳票を標準で300種類以上用意※。監査に必要な資料はもちろん、データ検証に必要な資料を簡単に出力することができます。
また、「連結精算表2期比較分析」「セグメント階層別連結業績分析」「連結業績の時系列推移分析」など各種分析機能を搭載。前期と今期の増減など、さまざまな角度からデータを分析して、収益向上の戦略立案や、経営計画などの策定などに役立てることができます。
TKC全国会に加盟する税理士・公認会計士がシステムの導入から運用までサポート。法律や制度改正についても、保守料の範囲内で対応しています。
「実務に即したシステム導入を支援してほしい」「タイトなスケジュールでもきちんと稼働させたい」「システムや税務について気軽に相談したい」「子会社のサポートもしてほしい」といったさまざまな要望にも対応。5,300超の企業グループ支援、累計で1,100事務所※のシステム・コンサルティング実績と全国に構築したネットワークをもとに、的確なサポートを行っています。
EDINET(へのXBRL提出に対応した「PRONEXUS WORKS-i」「WizLabo One/Plus/Light」「X-Smart.Advance/Basic」などの決算開示システムへAPI連携が可能です。連結財務諸表等の財務情報を連携して、一気通貫で決算開示業務を行うことが可能。データの転記にかかる手間や時間を削減して、連結決算の早期化を実現することができます。
eCA-DRIVERのデータをExcelにリアルタイムに反映することが可能。Excelファイルを開くたびに自動的に最新データが反映されるので、データを転記する時間がかかりません。取締役会報告資料や会社独自の管理資料、会社ごとに様式の異なる監査資料なども、効率的に作成することができます。
eCA-DRIVERの操作画面は、ヒューリスティック評価に基づいた設計で、見やすさと操作性に配慮されています。導入した企業からは、「シンプルで見やすい」「スプレッドシートの延長線上で使える」といった声が寄せられています。
朝日放送では、従来、スプレッドシートを使って連結決算を行っていましたが、「eCA-DRIVER」を導入してシステム化。結果、期末から40日以上かかっていた決算開示が30日以内におさまり、月内開示ができるようになりました。
属人化の排除にも成功。システム導入中の人事異動で、連結決算の担当者が代わった際も、スムーズに引き継ぎを行うことができました。現状のスプレッドシートの延長線上で運用できる点に魅力を感じているそうです。
ソフト99コーポレーションでは、3年前に連結決算業務を経営企画室から経理部に移管。同時にスプレッドシートで作成したシステムも引き継ぎましたが、中身がよく理解できず、制度改正やグループ組織再編のたびにメンテナンスで手間取っていました。
そこで、業務の標準化のため「eCA-DRIVER」を導入。スプレッドシート時代には、エラーが出た際の原因究明で数時間単位で作業が止まっていましたが、「eCA-DRIVER」ではその時間がいらない分、作業クオリティーが格段に上がりました。
eCA-DRIVERを導入している企業グループは、600以上です。TKCのデータセンターを利用したクラウド型のシステム運用や、ISOなどを取得している安心感が高く評価されているようです。
ユーザライセンスは無制限で、何人でも登録可能。一般的な導入期間は3ヶ月〜6ヶ月なので、気になる方は相談してみてください。
優れたデータ収集機能や連結処理機能を備え、連結会計業務の効率化をサポートしてくれるeCA-DRIVER。大きな特徴は、充実のフォロー体制です。TKC全国会に加盟する税理士・公認会計士が導入から運用までフォローしてくれる点が「心強い」「一通りシステムを使えるように指導してくれた」など高く評価されています。
「会計基準や税制が変更されたときのスプレッドシートのメンテナンスで苦労している」「連結決算業務の属人化を解消したい」「連結決算の正確性に不安を感じている」「専門家に相談したい」とお考えの企業の方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
連結会計システムは、システムの特徴や機能などを見比べて自社の特徴に合った製品を選ぶことが欠かせません。
このサイトでは、連結会計システムを探している担当者に向けて、会社の特徴別におすすめのシステムを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
会社名 | 株式会社TKC |
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本社所在地 | 栃木県宇都宮市鶴田町1758 |
電話番号 | 公式サイトに記載なし |
公式サイトURL | https://www.tkc.jp/consolidate/eca-driver/ |
連結会計システム(連結決算システム)は多機能なシステムを導入すればいいというわけではなく、自社に適したシステムを見極めて導入することが欠かせません。
本サイトでは、会社の特徴別におすすめの連結会計システムを紹介します。